「リレー俳句」は、前の作品の言葉の一部を受け取り、次に繋いでいくもの。
たとえば、「オリーブは眠れる木なり野分だつ 聡子」という句があったとしたら、
次に繋げるのは、「オリーブ」でも「眠」でも「木」でも「野分」でもよいのです。
まずは持ち句を一つ携えて、「新規記事の投稿」から書いてみてください。

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彩香さんの「の」に続けて

  • 2020/09/20 (Sun) 01:09:57  New!
終い湯の窓ふるわせて虫すだく   昭

聡子さん、美和さん、利保さん、
薫さん、彩香さん、万紀子さん、
みなさん、おやすみなさい。

9月前半の句から 彩香選

  • 彩香
  • 2020/09/19 (Sat) 23:52:39  New!
もう一度こんばんは。選句させていただきました。

★飼い犬へもろ手の水を野分雲  勝彦
「もろ手」という言葉に真実味があります。ねこを飼った経験しかありませんが、体調が悪く食欲がない時でも、私たちが手づから水やえさをやると、力を振り絞って一舐めしてくれたことを思い出します。

★栗よけて栗を掘り出す栗ご飯  利保
これ、わかります~!という気持ちで選びました。
栗をよけて栗を見つけたり、栗をよけて出汁のしみたごはん部分を食べたり。栗ご飯は楽しくておいしいです。

★薬草の匂う庭園秋澄めり   智恵
薬草は春夏秋冬いろいろな種類があると思いますが、それでも薬草という言葉と「澄めり」というすがすがしさとが、秋にぴったりあっていると思いました。こんな庭園に腰かけて、のんびりしたいです。

★その先はよきことばかり鰯雲   聡子
ざくざくと大きく広がる鰯雲が「よきことばかり」を予感させるイメージと重なっていて、明るい気持ちになりました。茜色の空も見えるようで、静かで強い祈りのようにも思いました。

★新蕎麦やよきことざっと手繰り寄せ  利保
勝彦さん、薫さんもおっしゃっていましたが、すべての言葉がぴったりと合っていますよね!道徳的で正しい「よい」ことが起こりそうです。「良」よりも「善」という漢字をイメージしました。

彩香さんの「の」に繋いで

  • 万紀子
  • MAIL
  • 2020/09/19 (Sat) 23:20:09  New!
こすもすの揺れてゐるらし遠つ国  万紀子

聡子さん、皆さん、今晩は。

穂積さんお纏めをいつもありがとうございます。
薫さん、犬の背中・・・に★を有難うございました。共感して戴いて嬉しいです!

今朝の朝日新聞の「オピニオン&フォーラム」のインタビューで、昨年行った、
アウシュビッツ・ビルケナウ収容所博物館でガイドして下さった中谷剛さんのインタビューが載っています。
「歴史を知るとは、繰り返さぬよう行動すること」。
機会がありましたらご一読を。

利保さんの の を繋げて

  • 彩香
  • 2020/09/19 (Sat) 20:00:14  New!
いつの間に丸く畳まれ蚊帳の果 彩香

聡子先生、皆様、こんばんは。
勝彦さん、★をありがとうございます。「伯耆国」あたりに親戚がたくさんいるからか、二十世紀を持つとじんわりとあたたかい気がします。

薫さんにも★を頂き、ありがとうございます。森を通って退勤しているのですが、闇をも動かすような力強い虫の音に毎夜驚かされます。知らなかったのですが、木の上で鳴く虫もいるのですね。

9月前半の句から 薫選

  • 2020/09/19 (Sat) 12:52:39  New!
好きな句を選句させていただきました。
失礼がございましたらお許しくださいませ。

★飼い犬へもろ手の水を野分雲  勝彦
 もろ手の水という言葉に飼い犬への愛情が溢れ、
 自身の不安な気持ちを野分雲という季語に託す。
 作者の心情がとても伝わりました。

★死してなお我をよぶ犬寝待月   昭
 寝待月。作者はうとうととしているのかもしれません。
 ふと夢に現れてくれた可愛がっていた犬。思わず笑みがこぼれる。
 こちらもまた、作者の優しさと切なさがよく表現されていると思いました。
 
★大空に夕星一つ秋澄めり   聡子
 星ではなく夕星。それが一つだけ。
 この言葉の選び方が秋澄めりの季語をより引き立てていると思いました。

★読了の栞を外し虫の闇   美和
 どんな本を読み終えたのか。
 虫の闇という季語から何か深い感慨にふけっているのかと。秋ならではの句。

★一山の闇揺らしたる虫時雨   彩香
 一山の闇揺らしたる。
 この措辞、本当にかっこいいです。感服しました。

★新蕎麦やよきことざっと手繰り寄せ  利保
 ざっとという言葉に、作者の品を感じました。
 新蕎麦とよきこととのの取り合わせ、その馴染みの良さがいいです。

★遠ざかる犬の背中に秋日さす  万紀子
 背中という言葉の侘しさと秋の日の暖かい茜色。
 その対比の景が美しいと思いました。

美和さんののに繋いで

  • 利保
  • 2020/09/19 (Sat) 08:55:27  New!
獺祭忌猫の会議は密を避け  利保

皆さんおはようございます、今日は本当に涼しい朝です。

昭さんの遠に続けて

  • 美和
  • 2020/09/19 (Sat) 08:17:20  New!
秋の昼遠心力といふ不思議   美和

聡子さん、みなさん、おはようございます。
選句くださったみなさま、ありがとうございます。

爽やかな陽気となってまいりました。
みなさま、良い一日となりますよう。

利保さんの「蝶」に続けて

  • 2020/09/19 (Sat) 01:22:02
白き蝶夕日の中に遠ざかる   昭

聡子さん、美和さん、利保さん、
薫さん、みなさん、こんばんは。

利保さんの「の」に繋いで

  • 2020/09/18 (Fri) 13:22:21
父の字の手紙見つくる佳宵かな   薫

聡子さん、みなさん、こんにちは。

穂積さん。いつもお纏めをありがとうございます。
勝彦さん、利保さん。
秋蟬の句に★とコメントをありがとうございました。嬉しいです^^

ここのところすっかり投句おさぼりです…
秋風も立ち始めましたし、せめて選句に挑戦します!

昭さんの虫に繋いで

  • 利保
  • 2020/09/18 (Fri) 09:04:38
バコールの凛々しき眉は秋の蝶  利保

皆さんおはようございます、勝彦さん新蕎麦の句に★ありがとうございます。

選句(9月後半利保選)

  • 利保
  • 2020/09/18 (Fri) 08:48:29
皆さんおはようございます、穂積さんいつも句のまとめをありがとうございます。9月前半の句の中で私の好きな句を選んでみました、今回は偶然音に関係した句でした。

★ 秋風鈴音を散らかすばかりなり  美和

音を散らかすという表現がユニークでした、確かに風鈴の音はいやされる時もあれば耳に障る時もあり微妙なそのへんの機微が良く出ていると思いました。

★ 秋蝉やぐうと私も啼きました  薫

何とも言えないユーモアにあふれた句だと思います、暑さを増幅させるような蝉の声に辟易しつつユーモアで対抗するしなやかな強さを感じました。

★ 音あはす吹奏楽部萩の朝  勝彦

Aの音合わせの一瞬が好きです、ブラスの音が合う澄み切った瞬間が萩の朝に凝縮されている美しい句だと思います。

昭さんの神に続けて

  • 美和
  • 2020/09/18 (Fri) 05:27:10
神棚に榊を供へ秋の風   美和

聡子さん、みなさん、おはようございます。
勝彦さん、選句をありがとうございました。

聡子さん、私こそ感謝しております(*^^*)

良い一日となりますよう。

利保さんの「虫」に続けて

  • 2020/09/17 (Thu) 22:34:36
人去りし神明宮の虫しぐれ   昭

聡子さん、万紀子さん、利保さん、勝彦さん、
みなさん、こんばんは。
穂積さん、早々のお纏め、ありがとうございます。

9月前半の投句から、勝彦選

  • 勝彦
  • 2020/09/17 (Thu) 20:35:05
聡子さん、みなさん、こんばんは。

穂積さん、早速のお纏めありがとうございます。

★梨持てば伯耆国の陽の光  彩香
残暑の厳しかった今年だけに、初秋の日差しと梨の瑞々しさをいただきました。
伯耆国がアクセントとなり味わいが深くなっております。

★秋蝉やぐうと私も啼きました   薫
ぐうと啼く、しみじみしました。口語体お手本のような句で。
去年のチューリップの句がおもいだされます。

★その先はよきことばかり鰯雲   聡子
気持ちが明るくなる前向きな句ですねえ。
期待感を鰯雲で強調した素直な句で、いただきました。

★新蕎麦やよきことざっと手繰り寄せ  利保
こちらはストレートに「よきこと」を読んでおられて、勢いがあってよいですねえ。
蕎麦が縁起物、よきことにぴったりです。良き秋になりそうですね。

★読了の栞を外し虫の闇   美和
中七で軽く切れて、読了の余韻。虫の闇でいっそう余韻が深まりました。
この句を読むと、最近、ぐっと秋が深まった感じがいたします。

初秋から中秋へ、季のうつろいを感じることが出来、楽しく選句、鑑賞させていただきました。
ありがとうございました。

2020年9月前半 投句一覧

  • 穂積
  • 2020/09/17 (Thu) 11:41:44
2020/09/01 (Tue)
抱きあげし嬰のかおりや星月夜   昭
抱き枕昔ゆかしく竹婦人   美和
稲刈って関東平野雨の風  利保
ドア開けて秋が来ている朝の風   直路
秋深きラジオ流るる譚詩(たんし)かな  穂積
萩の頃ラジオ講座の懐かしく  勝彦

2020/09/02 (Wed)
満月のはみ出している秋の夜   昭
秋の夜にバラッド刻む銀の針  利保
枝豆が湯上り美人とおり雨  勝彦

2020/09/03 (Thu)
梨持てば伯耆国の陽の光  彩香
秋風鈴音を散らかすばかりなり   美和
秋雲や骨組みのみとなる屋敷   智恵
雷雨来て知らぬ同士が一つ傘   直路
野分だつ翼ふたつの雨宿り  利保
飼い犬へもろ手の水を野分雲  勝彦
秋蝉やぐうと私も啼きました   薫

2020/09/04 (Fri)
黒焦げかと思った新発見の黒飛蝗  万紀子
コスモスや歌を忘れてゐたる日々   聡子
秋蝶の墜ちて地を這う強さかな  利保
地平線見たことはなし星月夜    美和
死してなお我をよぶ犬寝待月   昭
死後てふ時花野のさきの霧ヶ峰 勝彦
台風を待つ集落の福木かな   智恵
百年を越へて日記の流行風邪 穂積

2020/09/05 (Sat)
越人の果てを読みけり秋ともし  勝彦
秋雲のシュルレアリスム中津国   美和
星月夜神の飛礫の降る静寂  利保
父と子の競って走る夕立かな   昭

2020/09/06 (Sun)
犬の鼻冷たく湿る星月夜 万紀子
台風の近づく夜の歩道橋  利保
川からの風やはらかき九月場所   智恵
九月場所大江戸線の髷の香  勝彦
篠笛の運指軽やか天高し  穂積
運針の楷書のごとし秋簾  勝彦

2020/09/07 (Mon)
九月場所父の贔屓は栃錦  利保
秋厨細々とそれぞれの場所   美和
鳥あまた右往左往へ野分立つ   薫
飼い犬の居なくなる日の野菊かな  勝彦
どうしたのクロはまだ来ぬ秋の暮  穂積
遠ざかる犬の背中に秋日さす  万紀子

2020/09/08 (Tue)
踊り場の楷書一文字秋夕焼  彩香
赤とんぼ眼に映る空秋の雲   昭
挨拶は犬が取り持つ秋の朝  利保
こわもての犬の手綱へ月の道  勝彦

2020/09/09 (Wed)
栗よけて栗を掘り出す栗ご飯  利保
学び舎にホルンのひびく秋の朝   昭
音あはす吹奏楽部萩の朝  勝彦
菊の日に母の手紙を読み返す   昭

2020/09/10 (Thu)
朝の風空き家の上にうろこ雲  利保
ドトールに寡黙な秋の訪れて   昭
居酒屋の寡黙な暖簾秋ともし  勝彦

2020/09/11 (Fri)
秋深し一人居の眼に黒き影   美和
秋の虹小さな町の観覧車  利保
秋高し影の伸びたる観覧車  勝彦
薬草の匂う庭園秋澄めり   智恵

2020/09/12 (Sat)
背中越し三日月見せてと指示のあり   昭
望月のまばゆきばかり影は去り   聡子
大空に夕星一つ秋澄めり   聡子
その先はよきことばかり鰯雲   聡子
新蕎麦やよきことざっと手繰り寄せ  利保
たつぷりと試飲のカップ新走り   美和
新涼やパスタを茹でる六分間   昭
新涼や楡家の人を読みかへし  勝彦
読了の栞を外し虫の闇   美和
二十年師の姿のごとき白の萩  勝彦
萩の風湖の向かうに雲の山   美和

2020/09/13 (Sun)
まんぼうの浅い眠りや月明り  利保
えんじぇるを潜る玄関月明り  穂積
風の声たしかめに来る大花野   昭

2020/09/14 (Mon)
待宵や袱紗さばきのさらさらと   聡子
サバ?サバの呼吸色無き風の中   美和
月明り君とサルサと波の音  利保
月明をランボルギーニ唸りだす   草もち
一山の闇揺らしたる虫時雨   彩香

2020/09/15 (Tue)
鞘はじけ世界を目指す胡麻のつぶ  万紀子
刀身を鞘に収めて夜の秋   美和
かまどうま闇より出でて闇に去り  利保
海苔巻きの端切れもやらず竈馬  勝彦
秋の日や立ち上がる大クレーン車   智恵
胡麻の花あすは上の段の咲く  万紀子

(80句)