「リレー俳句」は、前の作品の言葉の一部を受け取り、次に繋いでいくもの。
たとえば、「オリーブは眠れる木なり野分だつ 聡子」という句があったとしたら、
次に繋げるのは、「オリーブ」でも「眠」でも「木」でも「野分」でもよいのです。
まずは持ち句を一つ携えて、「新規記事の投稿」から書いてみてください。

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2026年10月前半 投句一覧

  • 穂積
  • 2026/10/16 (Fri) 09:04:43  New!
2026/10/01 (Thu)
浴槽の修理終了九月尽   桜子
理詰めでは説明できぬ龍淵に    美和
柿食ふて河童を探す印旛沼   利保
目覚むれば十月、天晴れまぶしめり  なお
棄ておいた愁思をそつと抱きゐし  なお
制服の揃ふ声あり愛の羽根   桜子
秋晴れやコスモス色の服にして   桜子
とりあへず箱に納むる秋思かな   桜子
秋晴や新車行く先青信号   彩香
信号に群れたる後の衣更え 勝彦
秋晴れを待ちて洗濯三回目  万紀子

2026/10/02 (Fri)
二回目も晴れさう箱根旧街道   美和
半鐘に小さき木槌秋の晴れ  利保
修理場に泥付きキズ車台風過   桜子
霽月や闇の底ゆく川の音  なお
秋の日やあくびのくちのだす空気   彩香
使はれぬシャーカステンに秋日差す  勝彦
立ちすくむほどに秋落暉の燃ゆる   薫

2026/10/03 (Sat)
燃え尽きてお香の灰の白き秋   美和
秋薔薇の白き花びら芯あかく   桜子
斉唱は猫背と伏し目運動会   利保
晩秋や吾のかたはらに天道虫   智恵
遊星の軋む叫びや秋落暉  なお
ようやつと日の差して釣瓶落しかな   桜子
秋夕焼け黄の背表紙の焼けてをり   彩香
背表紙の高さ違へて檸檬の香  勝彦
背表紙に金の箔押し小鳥来る   聡子

2026/10/04 (Sun)
襖絵の金箔の雲なびく秋   桜子
小鳥来るショパン奏でるオルゴール   利保
ゆらぎ来し尽炷のよかう鵙の声  なお
声高に笑ふ一団秋高し   美和
鐘の音の余韻ゆらぎて秋の暮   美和
秋高し凡太の会議録開く  勝彦
はや女子会の君たちへ流れ星  勝彦
ぬばたまの黒髪くくる夜長かな   彩香
秋空や法事のあとのハンバーグ  穂積
秋冷の古道に灯るカフェ一軒   薫

2026/10/05 (Mon)
少年のストライダーや秋を切る  万紀子
秋バラの乙女ごころの名にゆるぐ   桜子
秋風やふさぎの虫に飯二杯   利保
愁思かなふとしたときにふと思ふ  なお
暮の秋もの思ふ時慈しむ    美和
飯粒を一つずつ取り豊の秋    美和
露草のむらさきの濃きあしたかな   彩香
露草を刈るを惜しんで雨長し  勝彦

2026/10/06 (Tue)
青空へ菊芋の花のびらかに   桜子
長雨により長き柄の貴船菊   桜子
露草のあち見こち見や峠道   美和
可惜夜の月かうかうと哀しかり   美和
可惜夜や蓬莱島に月を待つ   利保
夜雨明く庭に歩まむ秋の草  なお
秋明菊咲きそむ庭や猫の墓  なお
もみじ葉の揺らめく影の落つ障子   薫
味玉のしゆくしゆくと浸む夜長かな   彩香
長き夜や闇に障子の白き影  勝彦

2026/10/07 (Wed)
秋晴の低き飛行機影迅し   桜子
闇の夜を跨ぎ銀漢冴え冴えと   美和
鉄瓶の突沸の来たる小鳥来る   彩香
水神の小さき祠山の柿   利保
愛(は)しけやし土鍋の蓋に秋の蠅  なお
庭手入れ寝そべる猫も秋麗   桜子
秋手入れ友のひとつまはりほど  勝彦

2026/10/08 (Thu)
箸置の鳥かろやかや今年酒   彩香
かろやかなラ·パリジェンヌは秋の薔薇   桜子
青空を広ぐる朝やけふ寒露   桜子
秋深しプラスチックの黒い箸   利保
小流れてこながれて秋深みかも  なお
不意をつく炎どうだん紅葉かな   薫
冷ややかな眼鏡の弦や経済紙  勝彦

2026/10/09 (Fri)
裏紙にメモを残して秋の昼   美和
大琴の弦を鳴らして秋烈風   美和
十月の鏡の奥に揺れる灯よ   美和
長風呂を声掛くる夫秋の夜   桜子
朝冷やサンドウィッチの耳ざらり   彩香
似て非なる完治寛解秋の声   利保
紅玉やてのひら弾くちひささよ  なお
てのひらにしつとり享けて林檎煮る  なお
林檎食む甘さ新たな令和かな 勝彦
山の夜に金木犀の香のとどく   聡子

2026/10/10 (Sat)
街路明るし木犀の香の満ちて   美和
やはらかき銀木犀の香りかな   美和
アップルパイの香紅玉の良き酸味   桜子
木犀の暗きにほのと香りけり   彩香
金木犀五十年後のニュータウン   利保
きじやうゆをじゆつと葉唐辛子かな  なお
このごろは甘味も滲む唐辛子  勝彦

2026/10/11 (Sun)
一服に今限定の栗子餅   桜子
里山の空に号砲秋祭   利保
秋澄むや大和路歩く堀辰雄   薫
空の青この犇きが秋気らひ  なお
鯖雲の犇めく空や後の月   美和
遠富士は紺の台形空高し  勝彦
新月やエナメル鞄磨く夜   彩香

2026/10/12 (Mon)
エナメルの黴を取ってる夜長かな  万紀子
色なき風や取説の小さき文字  美和
キリキリリザワワコトコト秋の声   利保
ふるさとの思ひ出まねく花野風   桜子
秋の蜂ゆゑに縞々見とれゐる  なお
包装紙畳みてけふの月を観む   彩香
漆喰に豊かな尻の秋の蜂  勝彦

2026/10/13 (Tue)
色変えぬ松尻当ての鹿の革    美和
地下を出て路地の影選る秋暑し   桜子
秋の路地カフェ待ちの若人の列   桜子
秋色を与へて畦の風去りぬ   彩香
星月夜土偶の尻のまるまると   利保
秋気なほ黙の林に籠りけり  なお
深秋や十七烈士墓碑並び   美和
秋深し日の斑置く雑木山  勝彦
秋高し茅ヶ崎烏帽子岩の黙   薫

2026/10/14 (Wed)
校内の柵に稲束掛け並ぶ   桜子
やや寒の朝のラジオに手の伸ぶる   彩香
秋の海背鰭のやうな烏帽子岩   利保
連敗や石ころまでもうそ寒し  なお
石ころのひとつひとつに秋時雨  勝彦

2026/10/15 (Thu)
思ひ出に耀いてをり秋の海   聡子
思ひ出を俳句に乗せてひよんの笛  万紀子
つんつんととんがり月の左舷月  万紀子
ひよんの笛初めて見つけ吹きし日よ   美和
つん読に慣れてしまへり後の月   美和
積読の頁をひらく秋日和   桜子
ひよんの実よ選びて気付く母好み   桜子
半獣の神ぼうぼうとひよんの笛   利保
思ひ出にのがるることも秋の暮  なお
十月や英語の歌を合唱す   穂積
飼い犬に替え歌聞かす夜寒かな  勝彦
出典は児童文学秋うらら   彩香
ご機嫌なご主人とゐる秋うらら   草もち
二段組文学全集秋灯下    美和
積ん読のひとつ引き抜く秋灯下   薫

薫さんの秋に繋いで

  • 利保
  • 2026/10/16 (Fri) 07:14:29  New!
頓服は白い錠剤秋寒し  利保 

みなさんおはようございます千葉は良く晴れそうです。

大人の文化祭いいですね、やっぱり何か発表の場があるとモチベーションも上がりますね。

薫さんの瞬発力に感服、、、私も今は井上ひさしに凝っております。

遠藤周作の「沈黙」「深い河」とならんで遠藤周作の代表作ですよねどちらも素晴らしい作品ですが深い作品で読み続けると辛くなる感もあり今は井上ひさしさんを読んでます。

我が家の小太郎は寒くなってきたらしく膝に乗ってくるようになりました。一応小型犬の部類なのですが大きくなって体重が16キロあるので結構重たいです。  

穂積さんの 十月 に続けて

  • 桜子
  • MAIL
  • 2026/10/16 (Fri) 06:57:09  New!
十月桜一本おきの枝枝に   桜子


聡子先生 みなさま お早うございます♪
秋晴れです。

秋の深まりとともに文化の匂いが漂いますね。
良き日和でありますよう。

薫さんの 秋灯 をつなげて

  • 彩香
  • 2026/10/16 (Fri) 06:54:23  New!
秋灯親しKindle Unlimited 彩香

聡子先生、みなさま、おはようございます。
薫さん、Kindle Unlimitedはとてもオススメです♡唯一入っているサブスクです。
定期的に「◯◯新書フェア」や作家の◯◯フェアが開催されて一気にサブスク枠に入ってくるので、その際にわーっと借りておき、あとでじっくり読むということをここ数年やっています。
実務的には、長期的に手元に置いておく必要のないものも借りられるので便利です。実用書や旅行のガイドブックがかなりKindle unlimitedに入っているのです。
著者にうまく還元されるように願います。

しかしやはり小説や難しい新書は紙の本が読みやすいです。
よってリアル本棚でもKindle Unlimitedのマイライブラリーでも積読が発生している、、、現代的です。

美和さんの秋灯下を繋いで

  • 薫
  • 2026/10/15 (Thu) 22:40:56  New!
積ん読のひとつ引き抜く秋灯下   薫

聡子さん、みなさん。こんばんは。

Kindle unlimited が3ヶ月無料とあったので、
能力省みずに(笑)だだだーっと借り入れました。
リアル本もひとつ携えて時間を作って読みます!

彩香さんの文学に続けて

  • 美和
  • 2026/10/15 (Thu) 21:50:58  New!
二段組文学全集秋灯下    美和

聡子さん、みなさん、今晩は。

7℃とは冷えますね^^; 
当地は冷えたといっても10℃台前半といったところです。

ホールで大人の文化祭とは素敵です♪

彩香さんの「秋うらら」につなげて

  • 草もち
  • 2026/10/15 (Thu) 21:44:54  New!
ご機嫌なご主人とゐる秋うらら   草もち

聡子さん、みなさん、こんばんは。
勝彦さんの犬になって詠んでみました。

みなさまの 秋 をつなげて

  • 彩香
  • 2026/10/15 (Thu) 21:14:58  New!
出典は児童文学秋うらら   彩香

聡子先生、みなさま、こんばんは。
ホールで文化祭♪替え歌で飼い犬さんと晩酌♪いいですね♪

穂積さんの歌につなげて

  • 勝彦
  • 2026/10/15 (Thu) 20:52:38  New!
飼い犬に替え歌聞かす夜寒かな  勝彦

聡子さん、みなさん、こんばんは

今朝は7度と冷えてまいりました。
夜は飲みながら、犬を抱っこして、歌を歌ってやります。
彼女もさぞかし迷惑でしょう。

利保さんの「の」を継いで

  • 穂積
  • 2026/10/15 (Thu) 20:15:34  New!
十月や英語の歌を合唱す   穂積

聡子さん、みなさん、こんばんは。

十月は、区のカルチャーの文化祭があり、ここ数年、必ずホールで何かしらやっています。(やらされています、か。笑。)
一昨年まではウクレレでしたが、去年から英会話の教室では会長をやらされており、九月はほとんど練習にも参加できなかったのですが、英語で「星に願いを」と「踊り明かそう」を歌ってきました。まぁ、合唱ですので、口バクでもバレませんが。笑。
数年間、年に何回か舞台に立つと慣れもあり、娘やその息子が見に来ていたのがわかり、終わったときに、そっちに向かって手を振ったら娘が子の手をとって振り返して来ました。

万紀子さんの「思ひ出」に繋げて

  • なお 
  • MAIL
  • 2026/10/15 (Thu) 12:50:47  New!
思ひ出にのがるることも秋の暮  なお


聡子先生 皆さん こんにちわ

万紀子さん 「沈黙」を読んでからの遠藤周作さんへのイメージがすっかり変わった記憶が私の中にあります 軽口が粋で素敵でいらしたのですが 内面の凄さ 大人としての潔さを新たに見せられて学びましたねぇ 私「人は何のために生かされているのだろう」突然 取りつかれて なかなか抜け出せなかった時があるのです 「人はパンのみに生きるにあらず」とありますが あの時の私が抜け出した結論は「食べてきちんと死ぬことだ」と納得して終わりました(笑) 楽しいですね生きるって。

美和さんのひよんの笛に繋いで

  • 利保
  • 2026/10/15 (Thu) 09:04:26
半獣の神ぼうぼうとひよんの笛   利保

みなさんおはようございます千葉は薄曇りです。

季節が変わって本当に深く眠れるようになりました、かかりつけの医師に処方してもらった薬の効果もあり夜にトイレに起きることもなくぐっすり眠れます。

よく眠れると気持ちが穏やかになる気がします。

美和さんの つん読 に続けて

  • 桜子
  • MAIL
  • 2026/10/15 (Thu) 06:26:34
積読の頁をひらく秋日和   桜子
ひよんの実よ選びて気付く母好み   桜子


聡子先生 みなさま お早うございます♪
日の出が眩しいです。

平穏でありますよう。

万紀子さんの「ひよんの笛」、つんに続けて

  • 美和
  • 2026/10/15 (Thu) 05:23:55
ひよんの笛初めて見つけ吹きし日よ   美和
つん読に慣れてしまへり後の月   美和

聡子さん、みなさん、おはようございます。
聡子さん、改めて句を取り上げていただいて、
ありがとうございます!

遠藤周作「沈黙」の舞台、行ってみたくなりました。

冷える朝です。
良い一日となりますよう。

聡子さんの「思ひ出」に繋いで

  • 万紀子
  • MAIL
  • 2026/10/15 (Thu) 01:51:29
思ひ出を俳句に乗せてひよんの笛  万紀子
つんつんととんがり月の左舷月  万紀子


聡子さん、皆さんこんばんは。

11月号掲載、楽しみです。

遠藤周作の「深い川」のモデルになった井上洋治神父の本「余白の旅」と「人はなぜ生きるのか」を読んでいます。なぜ現在形かというと哲学書に近く、凄く時間がかかっています。

長崎に行った時に「沈黙」の舞台になった外海の遠藤周作文学館に行きました。
氏の小学一年の時の「どぜう」という5センチほどの大連新聞の切り抜きがありました。
ドジョウを飼っていた、ある日そのドジョウがいなくなったというその文章は
「栴檀は双葉より芳し」と言う言葉そのものでした。
岬を囲む五島灘も美しく、遠藤周作夫人が自費で建てられたと伺いました。