リレー俳句


桜子さんの燕につないで

1:勝彦 :

2024/04/20 (Sat) 21:45:42

host:*.home.ne.jp
焼飯喰ふ羽かろやかに燕の来  勝彦

聡子さん、皆さん、こんばんは。

鑑賞の続きです。

★ゆびきりもげんまんもいや老の春  なお
年取ると自分ももう約束から解放されたくなります。
老の春は平板な境涯な句、何か一工夫あるといいですね。

★全員がA定食の新社員    利保
はい、自分も横並びの新人時代でありました。怖いのは逸脱でしたねえ。
昼飯くらいとはいえ、新人のころの不安感をおもいだしました。

★下を向くこともまた良しつくしんぼ   智恵
下を向くを反省や落ち込み解釈しました。
こんな新人を応援してます。ええ、謙虚に粛々と仕事をしていれば、いつかは大輪。

★★山ざくら石は寂しいのだらうか  なお
無機物の擬人、ええ、足元をみて自分のさびしさの吐露から(失礼)出来た句ですね。
素朴でとてもいい句だとおもいます。春愁の折にはまた口ずさみたい。
拙いですけど一句お返します 岩塊も小石もさびし山桜

★蒲公英や掘って掘っても見えぬ先   桜子
自分も芝生のタンポポに苦労してます。憎いほど根は深く太いですねえ。
蒲公英礼賛はあれど、とてもリアルで、よくぞ詠んでくれました。

★茹でこぼす汁の青さよ春惜しむ  万紀子
この時期に生きる句。茹でこぼすが秀逸ですねえ。
この表現で色彩のみならず嗅覚に訴えてきます。実景はいいなあ。

利保さんの生まれ変わりのお話、楽しくよみました。ありがとうございます。
利保さんのお店なら、もう常連になりたいです@A定食。いや、ならせてくださいませ。
落語で知ってはいましたが、「居残り佐平治」たまたま飯田橋で観ました。快適に生きるのは自分次第ですね

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