遠雷やなべて王道無しと夫 美和
聡子さん、みなさん、こんばんは。
周辺は激しい雷雨でしたが、我家の辺りは降らず終いでした;
「リレー俳句」は、前の作品の言葉の一部を受け取り、次に繋いでいくもの。
たとえば、「オリーブは眠れる木なり野分だつ 聡子」という句があったとしたら、
次に繋げるのは、「オリーブ」でも「眠」でも「木」でも「野分」でもよいのです。
まずは持ち句を一つ携えて、「新規記事の投稿」から書いてみてください。
遠雷やなべて王道無しと夫 美和
聡子さん、みなさん、こんばんは。 周辺は激しい雷雨でしたが、我家の辺りは降らず終いでした; |
待ちかねつ雨の降りけり梅雨の雷 なお
雷雨去り鳥たちまちに鳴きそめし なお 皆さん こんにちわ 穂積さん お纏めをありがとうございます 数日の遠雷に 気落ちしていましたがやっと降ってくれました 雷は怖かったです |
2025/06/16 (Mon)
タイマーのシンクロニシティ夏の月 彩香 背泳ぎも犬かきもする熱帯夜 利保 夏の雨山荷葉の実の翡翠色 桜子 黙々と只もくもくと有無日 なお てつぺんのカラメル崩すプリン夏 彩香 2025/06/17 (Tue) カラカラの深き錆色芒種風 美和 梅雨深しバカラに薄きハイボール 美和 雨あがる雨粒ほどの雨蛙 利保 夏至まぢかカラッと晴れて朝の音 桜子 小粒ゆへ安きぞねむるかたつぶり なお かたつむりうちの甚六選る背広 勝彦 分速は八十センチかたつむり 彩香 2025/06/18 (Wed) 三等分するは難し葛饅頭 美和 ラジオより知床旅情梅雨あがる 利保 鈴生りの小さき枇杷の実熟れしまま 桜子 蛍出でなまあたゝかき風に舞ふ なお あをすだれ越しに来たるや午後の風 彩香 2025/06/19 (Thu) 野馬追や神旗に駆ける女武者 利保 塀越しの一直線や立葵 桜子 あぢさゐのひらがな文字にはじまりし なお 水筒の麦茶カラコロ鳴りにけり 彩香 2025/06/20 (Fri) 二等辺三角形の菓子月涼し 聡子 菓子鉢に色とりどりの干菓子夏 美和 水音の間輪唱の河鹿笛 美和 ぼうぼうに静止三秒うしがへる 利保 東京や二階のカフェの夏木蔭 桜子 つれそひて涼しき蔭のやうなもの なお 夕涼やふいに誰かの声がする 彩香 甚六の心持訊き小夕立 勝彦 2025/06/21 (Sat) 心配は少しずつ減り梅雨晴間 美和 かなぶんの飛ぶには重い鎧かな 利保 夏至の朝窓辺をつたふ蔓に花 桜子 夏至の日のまつすぐ照らす抽象画 彩香 せせらぎは心音に似て合歓の花 智恵 あどけなく華やぐものに夏至の萩 なお 夏至の日を堂々伸びる草を刈る くく 2025/06/22 (Sun) 日傘畳んで民博の講演会 美和 夏至今朝は体のどこも痛くない 美和 夏至の夜ヨガの屍ポーズかな 利保 ムーミンとトトロや姉妹の夏帽子 桜子 ごまたまご手に訪ねけり夏暖簾 彩香 木洩れ日や薄紫が夏至のあと なお 2025/06/23 (Mon) 黒南風やトカラ列島悪石島 利保 朝涼や南より来しフラの風 彩香 庭手入れ早朝すらも玉の汗 桜子 サラウンド夏鳥たちの午前四時 なお 2025/06/24 (Tue) この村は正午に時報半夏生 美和 通勤す胸伝ふ汗そのままに 美和 夏の月珊瑚の卵に満ちる海 利保 梔子の花ひらく時いつも雨 桜子 おだんごの高く結はれて夏の月 彩香 病葉の気づけば落ちて そんなもの なお 梅雨深し気づけば地図になき小路 勝彦 2025/06/25 (Wed) 短夜のギターで弾きぬサラバンド 聡子 明易しギター抱けば鳥の声 利保 梅の木の茂みがお好きがまがへる 彩香 とめどなく雨にこだます時鳥 桜子 半夏雨六の坂道もやい傘 なお 六月の夢や駆けぬくユニコーン 勝彦 2025/06/26 (Thu) 右へ左へ六月の蔓の尖 美和 茅の輪くぐるやユニクロのスラックス 美和 お揃ひのユニクロのシャツ夏の海 美和 夏帽の刺繍の海魚あまた色 桜子 夏帽のぽつり陸上競技場 彩香 みどりさす魁夷の緑碧かな 利保 すきとほるユークロニアの夏の夢 なお 皺の手の水はうたかた梅雨の星 なお 夏草や馬のかうべのみぎひだり 勝彦 2025/06/27 (Fri) 紫陽花や水出しハーブティーのブルー 桜子 よし今日もがんがん行くよ雲の峰 薫 雲の峰福島走るモモリンバス 利保 よべの雨あをにふくみて五月山 なお 涼風にカウベル響く起伏かな 美和 山滴る空を大きなキャンバスに 美和 涼風や一粒ミントチョコレート 彩香 交番の横転遺構雲の峰 穂積 夏が来てゐるカウベルのかよふ径 勝彦 2025/06/28 (Sat) ドアベルと共に入りくる夏の風 美和 姫沙羅のひそかな落花かさなりて 桜子 南風フロッグギロのとほくより 彩香 夏風を抜け行く青きロマンスカー 薫 夏草や本丸跡に軍馬の碑 利保 涼風の抜けて古る具の厨かな なお アルペジオかすかに夏のゆふべかな 智恵 絵画展客は吾ひとり梅雨晴間 穂積 2025/06/29 (Sun) キャプションの小粋な展示梅雨明くる 美和 打水や庭の小路を朝の風 桜子 打水をされて息する庭の石 彩香 大井川をびゆんと跨ぐや梅雨明くる 薫 北斎の青は滲まず梅雨明くる 利保 五月晴れ苔のまみどり石に影 なお まだ雨のをはりを告げず五月晴れ なお 飼われたる海月見惚れて旅は晴れ 勝彦 夏空や飛行機雲の交わりぬ 穂積 2025/06/30 (Mon) 人溜まりをり交差点の片かげり 美和 夏陰の高架の下を一列で 利保 信号待ち長身側の片かげり 桜子 梅雨明くる飛行機雲は南東へ 彩香 六月の鏡の奥を磨きをり 智恵 合歓の葉の枕に寝息しづみをり なお 六百のページを読了夏祓 薫 神官の声朗々と夏越かな 穂積 夕風と鈴を鳴らしぬ夏祓 聡子 かなしみに紺青色のレエス編む 聡子 |
炎昼にひとり路面電車を待つ 彩香
聡子先生、皆様、おはようございます。 |
遠雷や雨粒わづかほどの距離 桜子
聡子先生 みなさん お早うございます♪ 穂積さん 利保さん 薫さんの行動力に感服いたしております。 一緒に行っているような気分になり、充分楽しませて頂きました(^^) 平穏な日でありますよう。 |
梅溶かし時を蕩かす梅焼酎 利保
みなさんおはようございます穂積さんの壮大な日帰り旅大変面白く読ませていただきました、猊鼻渓もいいですね、行ってみたくなりました。 私も今回の日帰り旅で長野県立近代美術館、福島県立近代美術館、すみだ北斎美術館に行くことが出来ましたが地方の美術館はその地域の作家の作品を重点的に展示されているので意外な作品に出会えることが多いことに気が付きました。 地方のちいさな美術館であまり知られていない作家の素晴らしい作品に出会えるのも美術館巡りの楽しさかも知れません。 |
旅の終り新幹線の麦酒かな 穂積
毎日、ありがとうございました。 さすがに、ちと疲れました。ビールおいしい! |
おもふ人ゐる雨宿り半夏生 勝彦
聡子さん、みなさん、こんばんは。 遠雷は聞こえどもまったく降る気配はございません。 ああ、明日も早朝から水遣りです。 |
づぶ濡れの一人となりぬ半夏生 智恵
聡子先生、桜子さん、みなさま、こんにちは。 |
カアブして又カアブして雲の峰 なお
聡子先生 皆さん こんにちわ 穂積さん 夏越の祓い 身が清められましたね♪ |
七月の蛇口のみづのあふれ出す 彩香
聡子先生、皆様、おはようございます。 薫さん、名古屋までいらっしゃいませ、でございました^ ^途中で思い出してくださって嬉しいです。 |
青皿へ菓子「水無月」を吾の夏越 桜子
聡子先生 みなさん お早うございます♪ 穂積さん 東北の伊勢・夏越の祓の写真がイイですネ♪ 電車が午後3時13分までなかったことが、幸いとなりましたネ(^^; 平穏な日でありますよう。 |
水彩色鉛筆滲む夏の湖 美和
聡子さん、みなさん、おはようございます。 聡子さんにお繋ぎできて嬉しいです。 東北の伊勢、夏越の祓、風情があります。 日帰りですごいです。 ついに熱帯夜が始まりました。 良い一日となりますよう。 |
ひこうき雲ノンアルビールの青い缶 利保
みなさんおはようございます穂積さんの夏越の祓いいですね、私も実は今回の旅行で山形に行こうと思っていたのですが予約していた新幹線が運休になってしまい断念しました。 薫さんの乃南アサ、私は今恩田陸の文庫版の中編「木曜組曲」を読んでます恩田陸も読み始めるとしばらく恩田陸ばかりになってしまう作家のひとりのような気がします。 |