音楽の満ちオリオンの南中す 聡子
みなさま、こんばんは。
いよいよ12月ですね!
★調律の音色きらきら十二月 智恵
★冬日射す実験台の硝子器具 美和
どちらの句も、きらきらとして、素敵ですね!
★浄瑠璃に笑へば師走始まりぬ 薫
薫さん、楽しそうな師走の始まりですね!
「リレー俳句」は、前の作品の言葉の一部を受け取り、次に繋いでいくもの。
たとえば、「オリーブは眠れる木なり野分だつ 聡子」という句があったとしたら、
次に繋げるのは、「オリーブ」でも「眠」でも「木」でも「野分」でもよいのです。
まずは持ち句を一つ携えて、「新規記事の投稿」から書いてみてください。
音楽の満ちオリオンの南中す 聡子
みなさま、こんばんは。 いよいよ12月ですね! ★調律の音色きらきら十二月 智恵 ★冬日射す実験台の硝子器具 美和 どちらの句も、きらきらとして、素敵ですね! ★浄瑠璃に笑へば師走始まりぬ 薫 薫さん、楽しそうな師走の始まりですね! |
浄瑠璃に笑へば師走始まりぬ 薫
聡子さん、みなさん。こんばんは。 穂積さん。11月後半のお纏めをありがとうございました。 みなさまからエールをいただいた三人展 (重ねましてお礼申し上げます)を無事に終え、 今日はオリーブでご一緒しています深野弘子さんの朗読会へ。 少しハスキーボイスの深野さんの語りが大好きで、 今日も存分に楽しめました。 この朗読会は、劇場ホールの舞台で音楽や照明を受けつつ 話者が登壇するというスタイルです。 固定メンバーの他に毎回最後にゲストが登場するのですが 今日は浄瑠璃のみなさんでした。 三味線が2人、話を語る大夫が3人で横並び一列に壇上に。 少しコメディのような内容だったからか、 客席からは時に笑いが起こって盛り上がりました。 人形浄瑠璃は映像で見たことはあったのですが、 人間が演じる浄瑠璃は初めての体験でした。 いやはやなんとも面白かったです。 今年もあと1か月になりましたね。 残る日々をなるべく丁寧に過ごせればと思います。 穂積さんや美和さんのお写真、綺麗ですね〜 冬紅葉もまだ楽しみたいなぁ。 |
調律の音色きらきら十二月 智恵
聡子先生、美和さん、みなさま、こんばんは。 私の「白樺」の句にたくさんのコメントをありがとうございました。とても嬉しかったです。 俳句は鑑賞してくださる方がいて成り立つ文芸だなぁと改めて。俳句って本当に楽しいですね。 美和さんのお写真、ほんと美しい〜紅葉橋、行ってみたいです! 穂積さんのお写真、1ヶ月前の北大の銀杏並木がまさにそのような感じでした。 オーバーツーリズム、関東も関西も各地大変ですよね。。 当地、雪の時期になると、地下街が着膨れたインバウンドの方と市民でぎゅうぎゅうになります。 |
2025/11/16 (Sun)
澄み渡る声冬晴れのラジオより 聡子 小春日のラジオより鈴転がり来 美和 冬眠の犬を抱きて冬眠す 利保 猫鍋にとつぷりの猫暖炉前 桜子 日の雫ほろ酔ふほどに帰り花 なお ジーンズに厚手Tシャツ冬ぬくし 薫 年月や冬の木立に水脈の音 勝彦 ジーンズのポケット固し冬木立 彩香 思ひ切り細身のジーンズ買う冬 勝彦 紺ブレの君からノート借りた冬 勝彦 水しぶき歓声あがる冬の空 穂積 2025/11/17 (Mon) 裏山の狐ものぞく里神楽 万紀子 水遣りに冬の亀虫撒く臭ひ 桜子 鯖缶で熱燗二合妻の留守 利保 川明りゆれて影ゆれて冬紅葉 なお 生き急ぐことの哀しき冬紅葉 美和 寒凪のいふ生き急ぐこと勿れ 彩香 夕陽浴ぶ棚田の中の冬の柿 穂積 2025/11/18 (Tue) 人生に許しと赦し冬田道 利保 冬晴の逆光を舞ふ小さき虫 桜子 荷のかろきいまを生きをり冬晴々 なお 冬晴や水筒に珈琲いれて 彩香 指先に静電気帯び冬銀河 勝彦 2025/11/19 (Wed) ああと笑む抱つこ帯の子冬うらら 桜子 今朝ニュース居住まひ正す大火なり 桜子 風を呼び風に狂へる大火かな 利保 たとふれば冬菊にみるいさぎよさ なお 括られて寒菊の黄の強きこと 美和 北風や音の高まる換気扇 美和 丹精の厚物菊のふつくらと 万紀子 括られる薪や夕づく別荘地 勝彦 デートカー再び走る冬の虹 穂積 ローギアで引っ張る冬の恋ありし 勝彦 論文はバトンなりけり冬の虹 彩香 2025/11/20 (Thu) 行進のバトンくるくる冬の空 美和 街頭の若者ことば冬の雲 桜子 黒あまの名の黒柿や種無かり 桜子 綿虫やまぢかにをるも気付かれず 桜子 駆け抜ける真紅のバトン冬うらら 利保 くらやみの影くきやかな冬紅葉 なお さあ行ってらっしゃいありがと宇津田姫 薫 ぽやぽやと目覚まし時計冬うらら 彩香 冬日差すペール・ブルーのセーターに 聡子 2025/11/21 (Fri) 魔窟より迷宮よりも炬燵かな 利保 セーターを被り出口が見つからぬ 美和 日だまりにひそむ寒さを引き入るる 桜子 日の透きて残る紅葉の緋のなかに 桜子 冬枯れやそれぞれにそれぞれの彩 なお 冬枯れや思ひ出とはなのたまひそ 彩香 2025/11/22 (Sat) 繋ぐ手のほの温かき枯木道 美和 冬薔薇は咲きかけのままふつくらと 桜子 枯木星無用の用はどんな用 利保 冬薔薇や階下の人と目が合ひて 彩香 ほの昏き夕べの揺れてゐる日短 なお 2025/11/23 (Sun) 小春日やうすももいろの人字草 桜子 勝敗はまなじりにあり博多場所 利保 どこにだつて行ける勤労感謝の日 彩香 ネコ型のロボット勤労感謝の日 智恵 石ころも木洩れ日のなかに小六月 なお 2025/11/24 (Mon) 努力してつづく日常石路の花 桜子 父の名は豊一文字勤労感謝の日 利保 文字掠れ読めぬ石碑や冬紅葉 美和 冬の日溜り日常のひとところ 美和 あをい葉に紅い落葉の五六枚 なお 冬晴れやサドルの位置を高くして 彩香 2025/11/25 (Tue) 冬蝶や横たはる路肩へ日差し 桜子 鯛焼を二つに割つてサザン聴く 利保 雨粒のくちづけ享けて散るもみぢ なお オリオン座まうえにきたら教えてね 彩香 2025/11/26 (Wed) 大西洋頭上オリオン傾きぬ 聡子 冬紅葉傾斜二十度峠道 美和 冬銀河列車座席を確かめて 桜子 静寂の色は鈍色冬の霧 利保 風の落葉つむじにまじる峠かな なお 冬もみぢ一葉辞書へ挟みけり 彩香 2025/11/27 (Thu) ばりの後どろどろ長く冬の雷 美和 冬三日月斜陽を浴びて天心に 桜子 裸木に刺傷咬傷擦過傷 利保 寂れゆく町のともしび一葉忌 なお 町に出てゆく神様の懐手 彩香 懐手チャンスにさつとボタン押し 穂積 冬うらら三角形の整数比 聡子 2025/11/28 (Fri) 難解な整数問題雪催ひ 美和 豆富売る笛の遠音や雪曇 桜子 冬うらら整数素数友愛数 利保 車窓より入る陽白めく冬うらら 薫 ほどけゆく露凝るけさの星しづく なお ガラス戸で日向ぼこテラスで外猫も 桜子 ヤクルトに澱のありけり雪催ひ 彩香 アンニュイとメランコリイの雪催ひ 万紀子 2025/11/29 (Sat) 雪催ひ格子模様のメロンパン 利保 冬晴や遥かな富士の大きなり 桜子 ロープウェイ映り込みたる冬紅葉 美和 北風吹けば白樺の樹の発光す 智恵 髪刈つて襟あし擦る北風の中 勝彦 深落葉たかきこずゑの白樺 なお 洋館を従へてをり冬薔薇 穂積 ドリップの一滴を待つ冬薔薇 彩香 冬オリオン高原にある母の墓 勝彦 2025/11/30 (Sun) ポインセチア開店を待つ列にをり 桜子 オリオンの立ち上がる空退勤す 美和 冬オリオン神輿揉むもの囃すもの 利保 茶の花を愛でて生まれしことを愛づ なお アンコールは「威風堂々」枯木道 智恵 木を掘れば憑く冬蜂の覗きをり 勝彦 アルコールはアラビア語なり熱き燗 穂積 燗待ちのついでに児らと紙相撲 勝彦 紙相撲たちの足取り冬うらら 彩香 |
いちにちを一と日と過ごす冬日かな なお
皆さん こんにちわ 智恵さん 現実にあり得ることのようですよ 検索してみました!「白樺の木の発光」♪ 比喩表現であれ現実であれ楽しいですね ★菌類による発光(生物発光): 最も可能性が高いのは、白樺の枯れ木や倒木に発光性のキノコや菌類が付着しているケースです。これらの菌類が、夜間に青白い光を放つことがあります。これは「幽霊茸(ゆうれいだけ)」やその他の発光菌による生物発光と呼ばれる自然現象です。 ★光の反射: 白樺の樹皮は白く、滑らかであるため、月明かりや人工光を非常に効率よく反射します。この強い反射が、暗闇の中で木自体が光っているかのように錯覚させることがあります。 |
冬あたたかちやぶ台動く紙相撲 利保
皆さんこんにちは皆様の白樺に関するご意見面白く読みました。 穂積さんの写真凄いですね。 見物人の多さもすごい。 |
アプリ消す日のしづけさよ冬の星 彩香
聡子先生、みなさま、おはようございます。 智恵さん、私も「発光」、比喩表現だと思いました!北海道の空気の中だと白樺は発光して見えるのだと。発光はそのままがいいなぁというのが個人的な感想です\( ˆoˆ )/ |
順番の通知はアプリへ冬柳 桜子
聡子先生 みなさま お早うございます♪ 12月ですね。 ちなみに・・・ 智恵さんの「白樺の樹の発光」…私は白樺の白が極まっていく様と読みました。 当地からの富士山が、冬になると白が極まって判るようになるので、それを詠みたい思いが ありましたが、表現出来ずで、智恵さんの「発光」で、「それよ!」と思ったくらいです。 都内の公園・庭園など、ゆっくり楽しめなくなってきましたねぇ…。 |
紙相撲たちの足取り冬うらら 彩香
聡子先生、みなさま、こんばんは。 美和さん、冬薔薇の句に★をありがとうございます! |
燗待ちのついでに児らと紙相撲 勝彦
聡子さん、みなさん、こんばんは。 孫ができたら、こんな感じでいいかなあ。 孫の句は甘くなるらしいので、ついでにと突き放してもまだ甘い。 |
木を掘れば憑く冬蜂の覗きをり 勝彦
聡子さん、みなさん、こんばんは。 懸案であった、お隣のとの境の部分の庭の整理をしました。 |
アンコールは「威風堂々」枯木道 智恵
聡子先生、なおさん、みなさま、こんばんは。 なおさん、利保さん、「白樺の樹の発光」に触れていただきありがとうございます。 実はこの句、実際に発光するという意味で作ったわけではありませんでした。。誤解を与えてしまってすみません。北海道の11月は、日照時間が短く色彩が乏しい中、白樺の白が極まっていく様を思って作りました。あまりに観念的でした。もう少し、推敲してみます。ありがとうございました。 |
茶の花を愛でて生まれしことを愛づ なお
皆さん こんにちわ 狭山茶の地元では お茶の花を咲かせるような畑は手入れ悪しき畑と言われます でも お茶の花は大好きです |