- 穂積
- 2026/11/01 (Sun) 08:58:09 New!
2026/10/16 (Fri)
秋灯親しKindle Unlimited 彩香
十月桜一本おきの枝枝に 桜子
頓服は白い錠剤秋寒し 利保
ゐささ雨街道をゆく柿紅葉 なお
晩秋の少女学びし学舎光 穂積
晩秋の光学舎を曳航す 勝彦
2026/10/17 (Sat)
秋冷や両腕広げマリア像 美和
晩秋や猫の欲する濃き牛乳 桜子
赤まんまドッジボールは大嫌い 利保
稜線にすじ雲タクト振るやうに 薫
秋詠むを胸に訊ねてをりにけり なお
少年は秋の昼より秘密持つ 勝彦
晩秋や囁き声の喫茶室 穂積
2026/10/18 (Sun)
金網に有刺鉄線からす瓜 桜子
金網を飛び出してゐる芒かな 美和
秋の風しゃらしゃらぬくる朝なれり なお
ぼうぼうと狼煙をあげて秋刀魚焼く 利保
火襷の壺よりぼうと秋の蝶 彩香
天地返す土やわらかし秋の蝶 勝彦
2026/10/19 (Mon)
ふうはりと地に止まりけり秋の蝶 美和
色いろの秋薔薇つみて花手水 桜子
銅像の胸に勲章秋の蝶 利保
こんなにも晴れてゐるなり秋思尽く 彩香
色変へぬ松は佇ちけり虚(から)の家 なお
秋桜の色をわけたる夕日影 勝彦
2026/10/20 (Tue)
校門の十月桜に迎へられ 万紀子
送迎のミニバス停まる秋夕焼 美和
秋の昼肉汁じゅわと球メンチ 桜子
眼鏡失せ今が秋思の真つ最中 利保
ドアノブの固き書店や秋の昼 彩香
山気吸ふ頭(ず)から蹠へ暮の秋 なお
さはやかに並木を突くや区画線 薫
白バイの獲物見据て秋を突く 勝彦
2026/10/21 (Wed)
秋の川岩打ち上ぐる水白し 桜子
秋風や雲にはぐれる雲ひとつ 利保
どこまでが秋天どこまでが私 彩香
新蕎麦のさざめく耳のうしろかな なお
生へ際を耳の後ろを秋の汗 美和
けだるきや更新記録なる秋暑 桜子
薬局の椅子に読みさし秋の昼 勝彦
2026/10/22 (Thu)
薬効も人それぞれや実南天 桜子
生臭き風ねつとりと台風圏 利保
秋の蝶ピーターパンになるといふ 彩香
骨壺に眼鏡入れるや秋湿り 穂積
薬掘る不老の執やきりもなし なお
ゑのこ草原掘削のドリル音 美和
舞茸の天麩羅ざくと大口で 薫
しかめ面激し舞茸熱くって くく
芝褪せてぼうと茸の二三本 勝彦
2026/10/23 (Fri)
本数を数へてみたき榎茸 美和
山道をぽつと明るく毒茸 美和
惜しげなく秋薔薇三本切りて吾へ 桜子
ジャミパンのあたたかなるや秋の朝 彩香
ふるさとはないないづくしつくつくし 利保
薄葉紙はがす折敷や十三夜 なお
JAZZ BARの扉を開く十三夜 聡子
碧き湖へ空開きたり薄紅葉 勝彦
十三夜遺影写真を電送す 穂積
2026/10/24 (Sat)
秋入日送電線に絡まりて 美和
彩雲や翼のやうに秋天を 桜子
俵形のハンバーグ焼く十三夜 桜子
ボサノバは囁くやうに十三夜 利保
秋寒や宅配のこゑ雨こぬか なお
ひつこしの夜に持たせやる栗強飯 彩香
ごま塩をつまみぱらぱら栗ご飯 万紀子
胃カメラを飲んで淋しき夜寒かな 万紀子
薄紅葉雨は碓井の峠かな 勝彦
2026/10/25 (Sun)
深秋の碓氷峠へ行きしこと 美和
灯油販売車きて実感よ冬近し 桜子
背伸びして測りし背丈秋高し 利保
さかしげな少年と僕憂国忌 なお
秋暑しリード引っ張るウェルシュテリア 薫
強き風秋終わる風牧の風 勝彦
秋雲やシュークリームに溺れさう 彩香
秋しぐれ水輪は弦を鳴らすごと 聡子
2026/10/26 (Mon)
一弦のハイポジションや水澄めり 美和
水色の朝熊竜胆ひ·ふう·み·よ 桜子
身に沁むやギター抱きて風を聴く 利保
無伴奏澄みゐたりけり秋の雨 なお
秋澄むや牛一頭の向き違ふ 勝彦
秋しぐれ白き水面となりにけり 彩香
2026/10/27 (Tue)
小春日を小面かけて過ごしたき 美和
ほのぼのと小菊野路菊古典菊 桜子
秋天と今を語らふ友のゐて 彩香
ゆく秋の逢魔が時をそぞろなむ なお
四分休符動いたやうな秋の蠅 利保
秋深しアップルパイに蕩けゆく 薫
剝かれたる林檎に楊枝二本立つ 勝彦
2026/10/28 (Wed)
朝寒し陽の射す屋根に猫のゐて 桜子
木枯は人恋しさに戸をたたき 利保
ゆびしほの箸にひらふて風の暮 なお
箸先を噛んでしまへり秋うらら 美和
ファスナーが噛み込んで木枯らし1号 草もち
割り箸のささくれまでも茸汁 勝彦
荷造りの凹みに入るる林檎かな 彩香
2026/10/29 (Thu)
始めたる踵の手入れ秋の果 桜子
ぬくめ酒歩けば棒にあたる日々 利保
鴨がゆく水尾まつすぐに暮の秋 なお
秋の日の水尾引く鴨や武甲山 なお
セルフケアてふ語の不思議ぬくめ酒 彩香
西王母の新酒歯茎に滲みにけり 勝彦
2026/10/30 (Fri)
新しき片口あらばしりの切れ 薫
朝寒や靴下片方見当たらぬ 美和
芋けんぴに前歯欠けたる暮の秋 美和
冷まじや西に傾げる朝の月 桜子
冷まじやタッチパネルの無反応 利保
冷まじやものみな生涯さじかげん なお
まじ・ナウい・ほの字・アベック秋惜しむ 美和
里芋の備前の皿におさまりぬ 彩香
掘り上げし甘藷の土まだぬくし 勝彦
2026/10/31 (Sat)
小春日の甘食ほろとくずれけり 美和
ハロウィンの魔女とドラキュラ手をつなぎ 利保
花々のひとつひとつを秋惜しむ 桜子
ほろほろと啼くこゑ秋を惜しみけり なお
ほろほろと返す畑土冬隣 勝彦
イタリアの田舎の町のハロウィン 穗積
虚(うろ)南瓜抱く農協のハロウィン 勝彦
「Trick or Treat」なんのことかとかぼちゃ煮る 万紀子
問わないといふやさしさや鬼胡桃 彩香
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